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マッハ車検で学ぶ!自賠責保険の基本と紛失対処法
2023年11月27日
車検を受ける際には自賠責保険の更新も欠かせません。しかし、業者に任せているとその重要性や紛失時の対処法について正確に理解していないことがあります。ここでは、自賠責保険の概要や紛失時の対処法について詳しく紹介します。
第1章:自賠責保険の基本
1-1 自賠責保険とは?
自賠責保険は、運転中に事故が起きた際に最低限の補償を受けられる保険です。車を所有しているすべての人に義務付けられています。
1-2 加入期間・加入方法
普通自動車や軽自動車の自賠責保険は車検期間と連動しており、新車の場合は3年(36か月)、継続車検の場合は2年(24か月)ごとの更新が必要です。
車種 | 36ヶ月 | 24ヶ月 |
自家用自動車 | 27,180円 | 20,010円 |
軽自動車 | 26,760円 | 19,730円 |
自賠責保険は運輸局や軽自動車検査協会内部、損害保険会社や整備工場などで加入できます。
業者に依頼しているなら、車検の手続きとあわせて行ってくれるので、自分で手続きする必要はありません。
1-3 自賠責保険の補償範囲と補償額
以下が、自賠責保険の補償範囲と補償額についてのポイントです。
・自賠責保険は事故の被害者を支援する保険で、補償範囲は対人賠償に限られます。自身や自分の車への損害には適用されません。
・補償額は以下の通りです。
死亡や後遺障害の場合:最大3,000万円
傷害の場合:最大120万円
後遺障害の等級に応じて支払われる場合があり、第1級の場合は最大4,000万円となります。
・無責事故(100%被害者の責任で発生した事故)の場合、自賠責保険は支払いの対象外です。
このように、自賠責保険は主に他者への被害に対する保障を提供し、補償範囲や補償額には一定の制約があることを覚えておきましょう。
1-4 自賠責保険と任意保険との違い
保険には自賠責保険の他に、任意保険があります。これは名前の通り、加入が任意になっている保険のことです。
自賠責保険は、強制保険とも呼ばれるほど、所有者が加入している必要がありますが、任意保険は自分で補償内容を選択して加入します。
補償内容にも違いがあり、自賠責保険で補償できない対物や自車の損害もカバーすることができます。
補償内容は自賠責保険の支払額を超えた部分となるため、どのような補償を望むかによっても内容や保険料が異なる保険です。
以上のことにより任意保険にも加入しておくと安心して運転できます。対人や対物だけでなく、必要であれば車両保険も加えられるでしょう。
1-5 自賠責保険証に記載されている内容
自賠責保険証には、自動車登録番号、保険期間、契約者の情報、保険会社名、車の種別などが記載されています。
保険期間は特に重要で、期限内に証を携帯しなければなりません。
第2章:車検と自賠責保険
2-1 なぜ自賠責を車検で支払う?
車検は道路運送車両法で義務付けられ、安全確保のために必要です。
自賠責保険も自動車損害賠償保障法によって義務付けられ、車検と一緒に支払います。
車検時に自賠責保険に加入すれば、次回の車検まで補償期間内です。
2-2 車検費用の内訳
車検費用は自賠責保険料の他に、法定費用、車検料、車検代行料、点検料、印紙代、整備費用などで構成されます。これらの費用は車種や車検場所によって異なります。
2-3 車検と自賠責はどちらも有効でなければ違反!
車検証と自賠責保険証は、有効期限内で携帯が義務付けられています。
車検は満了日の23時59分まで有効であり、自賠責保険は満了日の午後12時まで有効です。したがって、車検の有効期限が切れる日に車検を受ける予定の場合、自賠責保険のみが有効期限切れになる可能性があります。
自賠責保険は月単位で加入するため、車検の有効期限よりも1か月長く契約することもあります。
車検の満了日前までに車検を受けることが重要です。
2-4 車検切れになると違反になる法律
車検切れは法律違反となります。
特に、自賠責保険が切れている場合は、万が一の事故で賠償されない可能性があります。
【自賠責保険未加入で公道を走行】した場合の罰則は以下の通りです。
・1年以下の懲役または50万円以下の罰金
・免許停止処分(違反点数6点)
自賠責保険証のみを携帯していない場合、罰則は30万円以下の罰金となります。
したがって、期限内に車検を受けて自賠責保険に加入し、運転前に自賠責保険証を携帯しているか確認することが重要です。
第3章:自賠責保険の紛失対処法
3-1 自賠責保険証を紛失した場合は?
自賠責保険証を紛失した場合は、保険会社に連絡し再発行手続きを行います。
再発行には印鑑、身分証明書、再発行申請書が必要です。再発行はほとんどの場合無料で、1~2週間で完了します。
再発行されたら、該当する車を運転することができます。
紛失を防ぐため、保険証は大切に保管しましょう。
第4章:車の廃車・売却に伴う自賠責保険
4-1 車検が残っているのに廃車・売却した場合の自賠責保険
車検が残っている車を廃車・売却する際の自賠責保険について、以下にまとめています。
車を売却する場合:
自賠責保険を単独で解約することはできず、保険は継続します。
しかし、車を売却するとき、残りの自賠責保険料は査定額に加算されて返金されます。
この返金額は、残りの契約期間に応じて算出され、日本自動車査定協会の基準に従います。
車を配車にする場合:
車を廃車にすると、自賠責保険は解約可能です。ただし、廃車は走行が不可能な状態である必要があります。
保険会社に「一時抹消登録証明書」と「登録事項等証明書」を提出し、自賠責保険の解約手続きを行います。
有効期限が1か月以上残っている場合、還付手続きができ、窓口で解約手続きを行います。
以上のように、車を売却する場合は自賠責保険料が査定額に加算され、廃車にする場合は一定額が還付されます。ただし、解約手続きには注意が必要です。
5.まとめ
マッハ車検では自賠責保険の重要性や紛失時の対処法など、詳細な情報を提供しております。車検を受ける際にはぜひ事前に必要な知識を得ておいてください。
マッハ車検では皆様のご来店を心よりお待ちしております。
また、忙しい方や混雑を避けたい方のために、事前に予約をお取りいただくことをお勧めいたします。ご予約いただくと、スムーズな対応が可能となりますので、お気軽にお問い合わせください。
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