ブログ
来年から車検証が電子車検証に!何が変わるの?メリットとデメリットは?
2022年11月3日
2023年(令和5年)1月4日から、従来のA4サイズの車検証は廃止され、新しくICタグ付きの電子車検証(A6+aサイズ)が発行されるようになります。
本記事では
車検証が電子化したら、車検はどうやって受けるの?といった疑問の他、電子化したことによるメリットとデメリットについて解説いたします。
車検証の電子化はいつから?
2023年(令和5年)1月4日よりこれまでもらっていたA4サイズの車検証は廃止され、新しくICタグ付きの電子車検証が発行されるようになります。
”2023年(令和5年)1月4日以降に新規登録や継続検査等、従来であれば紙の車検証が新しく発行される手続きを行った車両については電子車検証が発行されます。”
・ICタグが埋め込まれる
・サイズがA6+aに変更
となり「電子車検証」として発行が開始されます。
また、車検証の電子化(ICカード化)といっても紙の車検証が無くなるわけではありません。
「電子車検証」と「旧車検証」の違い
まず、大きな違いとしてサイズが違います。
旧車検証A4サイズに対して「電子車検証」のサイズはA6+aです。
小さくなりICタグが埋め込まれるので、クレジットカード等と同じように思いますがサイズは(縦105mm×横177.8mm)なので財布には収まらないと思います。
次に印刷される項目ですが電子車検証には
・ICタグが追加
・車両識別符号(車両ID)が追加
・有効期限が印刷されない
・所有者の氏名・住所が印刷されない
・使用者の住所が印刷されない
と変わっています。
中でも「有効期限」が印刷されなくなったことで、自動車保険や会社への通勤手当支給などの手続きも変更になることでしょう。
「電子車検証」にはICタグが埋め込まれています。
・e-Taxなどでも利用できるICカードリーダー
・NFC機能が利用できるスマートフォン
があれば、電子車検証を読み取ることができます。
新しくなったら車検はどうすればいいの?
結論からいうと、電子車検証に変わってもディーラーなでに依頼している場合は、ユーザーとしてはあまり変わりません。
もちろん、車検を受けるときは「物理的なICタグ付き車検証」を掲示する必要があります。
車検が終わるとICタグの中身(有効期限)が書き換わって戻ってきます。
もし、ユーザー車検を受けていたりなど、車検のたびに運輸局へ車検証を取りに行っている場合は、車検証の記載事項(住所など)に変更がなければ、車検後、新しい車検証を運輸局へ取りに行く必要が無くなるようです。
電子化によるメリットとデメリット
電子車検証になるメリットとデメリットを紹介します。
メリット
・車検証閲覧アプリで車検情報を確認できる(車検前通知やリコール情報もチェック)
・車検証を運輸局へ取りに行く必要が無くなる
・車検証発行までの時間が短縮
一番大きなメリットとして「車検証閲覧アプリ」で車検証の情報を確認できることです。
このアプリには車検証情報を「自動車検査証記録事項」としてPDFをダウンロードできること、リコール情報を確認できる。また、車検証の有効期限が満了する日の60日前・30日前・一日後の3回通知されます。
デメリット
・車検を受ける以外に車検証の電子化はできない
・「車検証閲覧アプリ」はPCやスマホの機種変更で再登録が必要
・サイズが中途半端
・車検証の有効期限をアプリ内でしか確認できない
電子車検証は2023年(令和5年)1月4日以降に車検を受けたときしか発行できないので、車検前に電子車検証は発行してもらえません。
また、「車検証閲覧アプリ」の情報は引き継がれないため、PCを買い替えたりスマートフォンの機種変などを行った場合、再インストールと電子車検証の読み取りが必要です。
電子車検証のサイズが中途半端なサイズなので財布には入らないと思います。これまで通り、車のグローブボックスに入れて保管ということになるでしょう。
車検証閲覧アプリでしか有効期限を確認できないので、車通勤の申請や通勤手当支給の申請で車検証の有効期限をチェックされるなら、車検証アプリにログインして「自動車検査証記録事項」のPDFをダウンロード印刷してから提出という流れになってくるでしょう。
まとめ
以上、車検証の電子化についてのメリット・デメリットについて解説しました。
便利になった反面、不便になることもあるといった感じでしょうか。
ご参考になれば幸いです。
次の車検で新車検証になるという方、新しい車検のやり方はどうするの?と疑問をお持ちな方は、北九州地域最安値、当店マッハ車検に、些細なことでも構いません、お問い合わせくださいませ。
八幡西区陣原2丁目9−25
➿0120-195-555
八幡陣原店サテライト 八幡店
八幡西区皇后崎町10-3
➿0120-195-555
北九州市八幡西区大平3丁目15−9
➿093-482-5433
飯塚市仁保210-1
➿0948-434-133